コロナ禍になって始めたこと
皆さんはコロナ禍において何を失いましたか?
仕事でしょうか
遊び場でしょうか
趣味でしょうか
生活そのものに甚大な被害を受けた方も多いと思います。
私は医療職ということもあり、仕事そのものは失いませんでしたが、感染対策が強化されることによる業務の負担増加や
院内に感染症が蔓延しないようにするために、プライベートでは絶対に感染してはならないというプレッシャーから、コロナ禍において常に緊急事態宣言のような状態になったのがとても辛かったです。
今まで現場でのストレスを発散するために友人との食事や飲み会、趣味の野球観戦をしていたのですが、それらができなくなることによりストレスが溜まって一時期は何もする気が起きなくなっていました。
そんな中でも何か楽しみを見つけようと思い、出かけなくてもできることはないか模索して、結果としてコロナ前では考えもしなかった趣味に出会うことができたので、それについて書いてみようかなと思います。
目次
1.ペットを飼ってみた
私はズボラであるが故に、ペットを飼っても面倒を見なくなってしまい、今までクワガタやハムスターなど小型の動物を飼っていたこともありますが、あまり長生きをさせてあげることができていませんでした。
そのため、ペットを飼うということそのものができるとは思っても見ませんでした。
しかし、コロナ禍でYouTubeで普段見ないような動画を見ているうちに、その動物の特徴や正しい買い方などを解説してくれる動画をたくさん目にしました。
正しい餌の頻度から温度、湿度、環境、しつけ
動物が人間に対してどのような反応を取るのか、触れ合い方や頻度、タイミングなど
今までは餌と水を与え清潔にするということだけしか考えていなかったのですが、それを見てなんて自分はペット達に優しくないことをしていたのだろうと後悔を感じたとともに、
このやり方を実践すれば、ちゃんとペットを飼えるのかもしれないと思うようになりました。
しかし、ズボラな私のこと。最初のうちは毎日面倒を見れてもそれがいつまで続くのか不安に思っていました。
しかし、ある動物の飼い方を見たときに、これならば自分の性格を考えても飼いやすいし、かつ飼っている動物のストレスも少ないであろうというものを見つけました。
それがこいつでした。
ちょっとわかりにくいですが、当時の写真でまともな物があまりありませんでした^^;
こいつはヤモリの仲間なのですが、瞼があって壁も登れないタイプのヤモリで
ニシアフリカトカゲモドキと言います。
動きはゆっくりで手の上にも乗せやすい.なおかつ餌は3日〜1週間に1回と少なく、掃除もレイアウトに拘らなければ床に敷いているキッチンペーパーを交換するだけととっても手間が少ない
温度管理をしっかりしなければいけませんが、それはどのペットにおいても同じこと。
後はあまり人との触れ合いが好きではありませんが、噛み付くようなことはなくどちらかというと怯えて固まってしまうことが多いので、接触の機会が少なくなりがちなのがデメリットですが
私のようにズボラであれば過度に触れ合いを求めず、自分が世話したいときにちょっと世話するぐらいなので、お互いにストレスの少ない状況となります。
そしてなんといっても拘ろうと思えばいくらでも拘れるレイアウトも一つの魅力です。
この子ら爬虫類は1回の餌で得たエネルギーを何日もかけて消費するため、基本的にはそんなに活発に動きません。また、動かないということは天敵に見つかりやすいという欠点になるため、隠れ家も必要になってきます。
その隠れ家をより自然に近い形で作っていこうと思うと、観葉植物を植えたり、流木を置いたり、オブジェを置いてみたりと色々な工夫ができるのです。
最初はキッチンペーパーを使用していたのでこんな感じでしたが
次のレイアウト時はこんな感じ
現在でも観葉植物の種類を変更してみたり、広いケージに引っ越してみたりと、小さい自然を作るような楽しみもあるのが爬虫類飼育のもう一つの楽しみなのかなと思います^ ^
2.観葉植物を育てるようになった
これは爬虫類を育てたことによる副産物なのですが
ケージに植える植物を考えていると、室内でも育てやすい植物についても考えるようになりました。
そんなこんなで植物について調べてみると、室内の空気を清浄化してくれる植物(しかもあのNASAがその効果を発表している)があるということも知りました。
その空気清浄効果のある植物は
ポトス
ガーベラ
菊
などです。これは一部ですが、他にもいっぱいあります笑笑
せっかくなら室内でも育てやすいものをと思い我が家ではポトスを買い始めましたが、こいつが植物初心者でもちゃんと育てて増やせるんです。
しかも水耕栽培にすれば虫も湧きません。
植物や自然に触れることは、マッサージやアロマなどによるリラックス効果よりも高いストレス軽減効果があります(これはストレス関連の研究でかなりの論文がある)。
空気清浄効果もあってストレスの軽減にもなって、水に浸からせておくだけで増えてくれるというズボラな私に最適な趣味として、現在ポトス以外にもアイビーやガジュマルなどの育てやすい観葉植物に加え、水草、苔、豆苗なども育てるようになりました笑
3.アクアリウムを始めてみた
次も爬虫類や観葉植物を育てたことによって興味が湧いたことなのですが
メダカをアクアリウムで飼ってみたいと思うようになりました。
アクアリウムとは自然の水辺の環境を水槽などで小さく再現することです。
これも爬虫類のケージを広くしたことで、前に使っていた水槽が余っていたこと、
観葉植物を育ててるうちに水草も育てるようになっていたことからチャレンジしてみようと思いました。
アクアリウムの良いところは、ある程度自然環境を作ってあげればメンテナンスにあまり手間がかからないことです。
子供の頃は何度か金魚などの魚を飼っていたことはありますが、数ヶ月と持たずに亡くなっていたため、魚を飼うということにも難しさを感じていたのですが、これまたyoutube先生の教えに従って水槽を立ち上げるとあら不思議。
すでに半年以上経過していますが、元気にメダカ達も泳いでおり、稚魚まで生まれました笑
今では毎日稚魚の成長を見守るのが日々の楽しみになっています。
4.投資を始めてみた
コロナ禍で始めたことの中で最後に始めたのが投資でした。
元々数年前にも一度NISAを始めてみようと思い証券口座に申し込んではいたものの、マイナンバーカードが手元になかったことで口座を使用できず頓挫していたのですが
マイナポイントや保険証の代わりになるなどマイナンバーカードを持つメリットも増えてきたため、今年になってようやく発行しました。
これにより証券口座がアンロック(笑)されたため、NISAを始めてみようと思うようになりました。
NISAは簡単に言えば国が定めたぼったくりではない投資商品に投資するなら、決まった金額までは儲けても税金はかからないよ。という制度です。
いざ始める前にyoutube先生や書籍などで調べてみると、意外とこれが面白かった。
実際に私が始めたのはつみたてNISAという、20年の間、年40万円までは税金がかからず投資できるよ。というものでした。
これは投資信託という月々1000円から投資できて、なおかつ一つの会社ではなく多くの会社に振り分けて投資できるという商品です。
私も投資を勉強するまではそのような商品があるということも知らず、自分で何に投資するのか勉強しなければいけないものと思っていました。投資信託でもどの投資信託に投資するかは選ぶ必要はありますが、つみたてNISAは国が許可したものにしか投資できないため、1番成績の悪いものでも最終的にはお金が増えている確率が高いです。
もし余裕資金があるのであれば、貯金や保険よりは投資に回したほうが断然お得なんだということを、勉強すればするほど感じました。
いかがだったでしょうか。
今回はコロナ禍で新しく始めた趣味について書いてみました。
皆さんはコロナ禍になって何を失いましたか?私はストレス発散の場や野球観戦という趣味を失った代わりに、もっと多くの趣味や考える時間を得ました。
もしコロナ禍でできなくなった趣味があるのであれば、新たな趣味を考えてみるのはどうでしょうか。
知識ゼロ、ズボラでもできる瞑想
瞑想と聞くと怪しいイメージを持つ方も多いと思いますが、現在“マインドフルネス”という名前で海外でも広く知られるようになってきており、現在ではメンタルトレーニングとして知名度が高まってきています。
私も瞑想を2年弱行っていますが、かなりの変化を実感しています。
今日は私が瞑想を始めるに至った経緯や、私が実践した方法、実践してみて感じた変化などについて書いていこうと思います。
目次
1.瞑想を始めたきっかけ
前回の記事に書きましたが私は元々気にしいで、人から言われたことを気にしすぎて集中したいときに集中できないということがよくありました。
他人の言葉に流されないようにするにはどうすれば良いのか
とずっと悩んでいたのですが、心の問題ということで人には相談できず、かといって病気などではないためどこかにいった治療もできず辛い思いを抱えていました。
そんな中ネットや書籍を探していると、色々なところで“瞑想”や“マインドフルネス“という言葉を目にしました。
瞑想についてさらに調べて見ると、たくさんの書籍やYouTubeで取り扱われており、簡単にできるものもたくさんありました。
そして誰にも迷惑もかけず一人ででき、お金や時間もかからず、科学的にも効果が実証されているという方法は魅力的だったため、まず実践してみようと思いました。
2.瞑想とは何か
次に瞑想とは一体どういうものなのかについて説明します。
瞑想とは仏教やヨガで良く使われる言葉で、心を鎮め集中したり、祈ることを言います。
座禅を組んだりあえてバランスの悪い姿勢を取ったりというイメージもありますが、そういう方法もあるというだけで、楽な姿勢をとってなにも考えずリラックスするというのが基本になります。
海外では心理学の分野が進んでいくにつれ、この瞑想についての研究が盛んになってきています。そんな中、英語圏では“瞑想”を意味する言葉がそもそもなかったため、“マインドフルネス”という新しい言葉ができたそうです。
瞑想と聞くとスピリチュアル的なものを想像し、怪しいもののイメージが湧く人もいるかと思いますが、自分で意識的に心を鎮めたり集中することができると普段の生活でも人から言われた言葉を自分の意思で思考から追いやることができます。これはHSPの人の悩みを解決してくれる鍵となり得ます。
3.瞑想の効果
瞑想による効果としては
-
不安を和らげ心を落ち着かせる
-
ストレスが軽減される
-
集中力が増す
-
自分のことを客観的にみられるようになる
といったものが挙げられます。
不安を和らげる効果
瞑想ではなにも考えずにリラックスする訓練を行います。最初のうちは難しいですが、慣れてくると不安になる考えを意識的に頭の隅に追いやることができ、自然とその考えを無視できるようになっていきます。
不安というのは考えたくないのに考えてしまうことによって起こります。瞑想を続けることで、考えたくないことを考えてしまっていることに気づくことができます。
今まではただただ不安を感じていたときに、「あれ?今なんでこんなに不安になるようなことを考えているんだろう?」と気づくことができて、「今は目の前のことに集中しよう」と思考の切り替えができるようになっていきます。
また、感情というものは長続きしないものなので不安に気づいたときには「今はやることがあるから後で不安になろう」「後でこのことについて考えよう」と思うだけで、かなり不安は和らぐようになります。
瞑想によって自分の感情を揺らしている思考に気がつくこと。これができると対処方法がわかり、感情のコントロールがうまくなっていきます。
ストレスの軽減
瞑想は楽な姿勢をとりリラックスして行うのが基本です。瞑想で何かに集中するときには自分の呼吸や体の感覚に注意を向けることが多いのですが、これがリラックスに繋がります。
呼吸は自律神経という、自分の意思ではコントロールできない神経と繋がっています。自律神経には心臓をドキドキさせたり、胃や腸などの消化器系の内臓の動きを抑えてトイレに行きたくなくしたり、瞳孔を縮めたりと言った、いわゆる“戦闘態勢”や“バトルモード”になる交感神経と
眠くなったり、リラックスしたり、体の力が抜けたり、お腹が空いたりと言ったいわゆる“おやすみモード”になる副交感神経があります。
これらの自律神経ですが、自分で心臓の動きを早めたり、瞳孔を縮めたり、トイレに行きたくなくしたりをコントロールできないように、自分では交感神経と副交感神経を変更することはできません。
しかし、呼吸だけは自分の意思で変えられるんです。
そのため、瞑想で呼吸法を練習すると、自分の意思で交感神経や副交感神経を切り替える(厳密にはどちらかが優位になるだけで完全に切り替えとかがあるわけではないが)ことができるようになります。
体の感覚に集中する場合でも、今どこに余計な力が入っているなと感じることができるようになるため、力を抜くことで全身の力が抜け、リラックスできるようになります。
集中力が増す
瞑想で集中する訓練を行うことで、目の前のこと以外に「今日の夕飯なににしようかなー」とか「今日のアニメ楽しみだなー」とか余計なことを考えてしまったとき、それに気づいて集中し直すことができるようになります。
また、上記したように不安の軽減ができることも集中力アップにつながります。
人は不安や鬱になるとIQが下がったり、周りのことが考えられなくなったり、視野が狭くなったり、やる気が無くなったりと言ったネガティブな状態になります。
瞑想を行ってうまく不安を軽減してあげることにより、精神状態を落ち着かせると、自然とやる気が出てきたり体の調子が良くなったり、集中力が増していきます。
客観的に考えられるようになる
瞑想を行うと考えたくない感情を思考の端に追いやると書きましたが、これは無理に押さえつけるのとは違います。考えないようにするのではなく、その思考が浮かんできたことに気づいても、それに囚われずに目の前のことに集中し直すというのが瞑想の本質です。
これを続けていくと、思考が浮かんできてもその思考によって感情が揺さぶられなくなります。いい意味で“鈍感”になるのです。
こうなると、不安や焦りなどのネガティブな感情を持つことなく、言われたことや浮かんだ言葉を冷静に受け止めることができるようになります。何か言われてすぐにネガティブに解釈してしまったり、批判されたと思ってすぐにカッとなったりすることがなくなり、自分の感情のコントロールがうまくなっていきます。
4.知識ゼロからの瞑想実践
ズボラな性格の私は実際に瞑想をしようと思っても数ヶ月の間は3日坊主に終わってしまうことが多く、なかなか続けられませんでした。
そのため、瞑想を続けていくためにどうすれば良いか計画を練って実践したのが以下の方法でした。
- いつ瞑想するかを決める
- なるべく短い時間にする
- 決めた時間より短くても毎日やる
これを心がけることで毎日の日課に自然と組み込まれていき、意識せずとも毎日できるようになっていきました。
私は必ず仕事に行く前に瞑想をする、瞑想の時間は最低で1分。できれば5分。もっと長くできる時はできるところまで。というような感じです。
実際に行った瞑想は2種類だけ。呼吸瞑想とボディスキャン瞑想です。
呼吸瞑想
呼吸瞑想とは、とにかく自分の呼吸に意識を向ける瞑想です。
まず椅子に座ったり、ベッドに横になったりしてリラックスできる姿勢をとります。
その状態でとにかく自分の呼吸に集中します。呼吸はゆっくりと行い、息を吸う時は4秒程度の時間をかけて、吐くときは吸うときよりも長く(おやすみモードを起動させるには吐く時間を長くする)6〜8秒程度の時間をかけて吐きます。
吸うときは鼻から、吐くときは口から意識すると良いでしょう。
呼吸への集中の仕方は人それぞれだと思いますが、良く言われるのが空気が鼻の穴から入って喉の奥を通り、肺に入って全身に周り、吐くときに口から出ていくところを想像するとやりやすいということです。
私はこのやり方ではなかなか集中できなかったので、吸うときと吐くときにあえて音を出すことで、その音に集中するやり方をしていました。そうして集中する感覚が掴めるようになると、空気が通っている感覚に集中する方法もできるようになっていきました。
呼吸を意識することで息苦しくなってしまうこともありますが、そのときにはしっかりと息を吐き切ること、呼吸を吸うときには意識しないで空気が入ってくるに任せること(呼吸は吐くときに筋肉を使い、吸うときには自然と入ってくるようになっているため)、吸ってから吐くまでに6、7秒程度呼吸を止める時間を作ることなどを試してみると良いかと思います。
ボディスキャン瞑想
ボディスキャン瞑想は全身の感覚に集中する瞑想です。これはリラックス効果が強く、ベッドに入った状態でやるとすぐ寝てしまうため、座ってやる方法がおすすめです笑
呼吸瞑想と同じようにリラックスできる姿勢になったら、まずは自分の片足に集中します。一つの部位に集中する時間は全体の時間を考えて適当に決めてください笑笑
足が何かに触れている感覚や温度、どのような方向を向いているのかなど、自分の足を冷静に分析するような感覚で集中します。力が入っていることに気がついたら、力を抜いていくようにしましょう。タイマーなどで時間を決めておき、終了したら次の部位に集中します。
部位は片足の足首から先、片足、もう片方の足先、もう片方の足、お尻、背中、お腹、片腕、もう片方の腕、顔、頭といった具合です。
瞑想中の注意点
瞑想をしていると、気が付いたら違うことを考えてしまい集中していないことがあります。というかかなりの頻度でいろんな思考が浮かんでくるようになります(瞑想に慣れれば慣れるほど余計な思考が浮かんできやすくなる)。
そんなときには無理にその思考を追い出すのではなく、思考が浮かんできたなぁとぼんやりその思考を眺めてやり、それを無理に消そうとするのではなく徐々に元の集中すべきところに戻っていく感覚にしてください。
無理に思考を消そうとすると、よりその思考が強くなる場合があります。
瞑想で大事なのは、思考が浮かんできたことに気がつくこと、それにより集中できていないことに気づくこと。これが最も重要です。
瞑想を続けて思ったこと
瞑想を続けるようになり1〜2週間程度すると、日常生活でも余計な思考が湧いてきたときにそれに気づくことができるようになります。
そして瞑想を続けていく期間が長くなるにつれて、余計な思考に気づけるようになる頻度が増えていくのを実感できるようになります。
そうすると、仕事で怒られてしまった時や、ふとした瞬間に黒歴史を思い出してしまったときなどに、その思考に囚われずやるべきことに集中を取り戻すことができるようになっていきました。
瞑想をすることで全ての感情がコントロールできるわけではありませんが、以前と比べてかなり不安も和らぎ、心が軽くなったり、人から言われたことを冷静に受け止められるようになっていきました。
まとめ
- 瞑想とはリラックスして集中すること
- 瞑想では不安やストレスが軽減され集中力が増し、自分の思考を客観的に捉えることができるようになる
- 瞑想を続けていくには短くても良いから、時間を決めて毎日やる
- 呼吸瞑想はゆっくりと呼吸をし、呼吸に集中する
- ボディスキャン瞑想は体の感覚に集中する
いかがだったでしょうか。今回は私の実体験をもとに知識がない方でもできる具体的な方法について記載させていただきました。
瞑想は自分の目でわかる変化がないためなかなか持続が難しいですが、短い時間でも成果が出るし、日常生活にとても役に経つ技術だと思います。
何よりお金も時間もそんなにかからないので、ちょっとでも興味がある人はぜひお試しください。
それではまた!
気にしすぎなあなたへ HSPについて
こんにちわ。ズボラNS♂です。
私は子供のころから
人から言われたことをいつまでも気にする
周りから変だと思われないように行動する
人からどう思われるかを気にしてしまう
怒りや悲しみ、軽蔑、落胆などのネガティブな感情を向けられるのが極端に苦手
といった性格をしており、どうすればそういった性格を直すことができるのかということをずっと考えてきました。
その性格に悩んでいた頃にはHSPといった言葉もなく、インターネットで「敏感さん」だとか「妖精さん」だとか色々な言葉で例えられていましたが、生きづらさを解決するような記事はありませんでした。
自分が悩んでいることはあるけれど、どう解決したら良いかわからない。生きづらいと感じているけれどそれがなぜかわからない。方法を調べたいと思っているけれど、どうやって調べたらいいかわからない。
これが過去の私でした。同じようなことを考えている人がいるのであれば、この記事で少しでも自分を変える指針になっていただけたらなと思います。
1. HSPとは何か
HSPについて少し紹介したいと思います。
HSPとはhighly sensitive person の略で環境感受性が高い人のこと、
つまりは周りから影響を受けやすい人のことです。
あなたは今までこのような経験はありますか?
- 周りの人からどう思われているのか気になってしまう
- 人から言われたことを何度も頭の中で繰り返してしまう
- 失敗をいつまでも引きずってしまう
- 他の人から見たら大した指摘ではないはずなのに、気になってしまう
- ちょっとしたことですぐ不安になる
これらの心あたりがある人はHSPの可能性があるかもしれません。
HSPは病院にいって診断されるような病気のようなものではなく、その人の性格的な特徴と言えます。
そのため病気のように
「このような症状があるからHSPだ!」
とはなりません。周りの声や環境から影響を受けやすい人に一括で名前をつけたほうがわかりやすいからこういう呼び方をしているということですね。
この言葉が生まれたことによって私のように「自分の性格を変えたいけれど、何をどうして良いかわからない」という人がその方法を調べやすくなりました。
2.HSPはなぜ生きづらいのか
HSPの人は周囲からの影響をよくも悪くも敏感に感じ取ってしまいます。
そのことによって人間関係を円滑に進めることができるのはメリットと言えるでしょう。
しかし、周りに気を使いすぎるあまりに自分が疲れ切ってしまったり、嫌われることが怖いために人の頼みを断れずに無理をしてしまうこともあります。
人からどう思われるのかを気にすることができるため、周囲の求めていることを察知して行動することもできますが、必要でないことまで考え過ぎてしまってキャパオーバーになってしまうこともあります。
あっちの人はこうしてほしいと思っているけど、こっちの人はこれをしちゃいけないと言っているといったように、相反する状況になった時に自分の価値基準で物事をうまく決定できないこともあります。
嫌われるのが怖くて、本当はしたくない、してはいけないことも無理矢理してしまうこともあります。
ネガティブな感情を向けらたときにそれをいつまでも気にしてしまい、いつも通りのことができなくなることもあります。
HSPの人がもつ能力は
人の心を考えることのできる共感性が高く
周りの人に合わせて和を重んじる協調性が高く
争いを好まない優しい人柄なのです。
しかし自分の意見を言うことが苦手であったり、周囲に合わせすぎてしまうことだったり、気にしすぎることで本当に自分がやりたいこと、やりたくないことを無視してしまうことは自分の精神を削ってしまいます。
HSPの人の生きづらさとは自分の心を削って生きているのに、その状況がわかっていてもやめられず、心が常に疲れた状態になってしまうことだと思います。
3.生きづらさを少しでもなくしていくために
ここまででHSPの人の生きづらさについて説明してきましたが、どうやってこの生きづらさを解決していけば良いでしょうか。
それぞれによって解決策は変わってくると思いますが、ここでは私の事例を紹介したいと思います。
私の場合は人の言葉に影響を受けやすく、言われたことをいつまでも気にしてしまうことや、他人に嫌われることを恐れて自分の意見を飲み込んでしまうことが自分の生きづらさに関連していると考えていたため、以下の方法を実践してみました。
- 瞑想をする
- 運動をする
- アサーションを意識する
- 価値観マップを作る
これらについてはまた違う記事で紹介していきたいと思っていますが、上記の方法は自分の変化を実感できた方法じゃないかなと思います。
瞑想は人との関わっている時に自分を客観的に見れるようになったり、頭の中でぐるぐると同じ思考が巡っている時に、その思考を止めたりできるようになります。
運動は疲れた精神を改善してくれますが、それ以上に毎日自分で決めた運動を続けられたという成功体験に繋がりやすいので、自分は変われると言うマインドを身に付けやすいです。
アサーションは相手が受け取りやすい形で自分の言いたいことを伝える技術です。自分の意見を言うと言うこと=相手に嫌われることではなく、ちゃんと相手のことを考えながらも自分の意見を言えるようになることが重要です。
価値観マップとは自分の価値観に合った行動を取れるようになるための指標です。人の幸せとは自分の価値観に合った行動を取ることであり、物事を自分のコントロールで動かしている感覚なのだと言われています。自分が今生きづらさを感じているのであれば、それは自分の価値観にマッチしていない方法で、誰かの価値観によって生きているからではないでしょうか。
まとめ
- HSPとは周りの環境に影響を受けやすい人のこと。
- 周りの環境から影響を受けることにより自分の価値観で生きられず、精神をすり減らしてしまうことが生きづらさの原因
- 私が実際に効果を感じた改善のための行動としては瞑想、運動、アサーション、価値観マップがある。
具体的に自分が実践した方法についてはいずれ記事に書いていこうと思いますが、今まで解決策などを調べてもなかなか探せなかった人はこれらのキーワードを元に自分なりに調べてみると良いのではないでしょうか(私は自分の体験談を元に書いているので、専門的な話などは書籍等を参照したほうがしっかり説明してくれます)
それではまた。